くにしげクリニック｜奈良市菅原東の整形外科、形成外科、美容外科

• ED治療
• 包茎手術
• 亀頭周囲のぶつぶつ除去・治療

EDの原因

EDはその原因によって大きく4つのタイプに分けられます。

器質性ED

動脈硬化の進行や神経障害が原因となっているEDです。
動脈硬化になると血管が十分に拡がらず、血液の循環が悪くなります。そのため陰茎海綿体にも十分な血液が流れ込まず勃起不全につながります。
特に生活習慣病（糖尿病・高血圧・高脂血症など）の人は血管に大きな負担がかかり、動脈硬化の進行からEDが起こりやすくなります。
同じ理由で、喫煙や過度の飲酒もEDの要因と考えられています。
その他、脳出血や脳腫瘍、パーキンソン病といった神経が傷害される病気、陰茎海面体の血管や神経を損傷するような手術・外傷などもEDを引き起こします。

心因性ED

精神的なストレスが原因となっているEDです。
精神的なストレスによって神経の性的な興奮がうまくペニスに伝わらないことから勃起不全につながります。原因はさまざまで、仕事や夫婦関係でのストレス、性交がうまくいかなかったことへのトラウマなどがあります。
特に30代、40代に多いEDとされます。

混合型ED

上記の「器質性ED」「心因性ED」のどちらの要因もあるEDです。
特に糖尿病や高血圧、外傷などの疾病とそれに対する精神的なストレス要素が合わさってEDになるケースが多いといわれています。

薬剤性ED

薬剤の服用が原因になっているEDです。
・中枢神経に作用する薬剤（解熱剤、消炎鎮痛剤、抗うつ薬、睡眠薬など）
・末梢神経に作用する薬剤（筋弛緩薬、鎮けい薬、麻酔薬など）
・循環器系に作用する薬剤（不整脈治療薬、利尿剤、降圧剤、血管拡張剤など）
・消化管に作用する薬剤（消化性潰瘍治療薬、麻酔薬、抗コリン薬など）

ED治療の種類

現在のED治療の主流は、内服の治療薬です。医師の診断の上、特に問題がない限りは内服による治療を行うことになります。

治療薬「バイアグラ」

世界で一番最初に開発された、最もスタンダードでED治療薬の代名詞的な薬です。世界的に有名で、安心感という意味ではこれが一番でしょう。青いひし形をした錠剤で、有効成分はシルデナフィルクエン酸塩です。性行為1時間前の服用で4～5時間程度作用します。ほとんどの場合、顔のほてり、目の充血、頭痛、動悸、鼻づまりなどの副作用が現れます。バイアグラは、ニトログリセリン（心臓発作薬）を使用または発作用にお持ちの方には処方できません。

※上記の料金、税込表示です。

治療薬「シアリス」

ED治療薬としてのシェアは世界一とされています。バイアグラやレビトラよりも効果がマイルドで自然な効き目が現れます。じわじわと長時間作用し、副作用は弱めです。黄色の涙形の錠剤で、有効成分はタダラフィルです。性行為3時間前の服用で、10mg錠剤なら20～24時間、20mg錠剤なら30～36時間作用します。3割程度の方に頭痛、潮紅、ほてり、消化不良、背部痛、筋痛、鼻づまり、四肢痛などの副作用が現れます。

※上記の料金、税込表示です。

包茎手術

料金について

※上記の料金は目安で、税込表示です。

仮性包茎

「普段は亀頭が包皮に覆われているが勃起時には露出する」という状態を仮性包茎といいます。日本人に多いのがこの仮性包茎です。この仮性包茎の場合は、手術は必ずしも必要ではありません。しかし、普段は亀頭が覆われていることから細菌やほこりがたまりやすく、蒸れると独特の臭いを発するなど衛生上は好ましくありません。細菌感染などが起こると、性交時にパートナーに感染してしまう恐れもあります。また普段は亀頭が包皮に覆われているため刺激に弱く、性交時に早漏を起こしやすいともいわれます。このような理由があってきちんと治したいという方は、当院で手術が可能です。

※上記の料金は目安で、税込表示です。

真性包茎

包皮の先端が狭く、亀頭が常時包皮に覆われている状態を真性包茎といいます。先天的なものと、炎症などで亀頭と包皮が癒着を起こす後天的なものがあります。この真性包茎の場合は、露出ができないため勃起時の痛み・排尿障害などのリスクがあり、仮性包茎以上に汚れや細菌がたまりやすく、それが原因で炎症などが起きやすく、陰茎がんのリスクもあるため、手術を行うことが多いです。自分の手で無理やりむこうとするのは禁物です。状態が悪化する恐れもあるため必ず病院などの診断・治療を受けてください。

※上記の料金は目安で、税込表示です。

嵌頓包茎

嵌頓包茎とは、真性包茎の方が包皮を引っ張って無理に亀頭を出そうとした際に、狭い包皮の口で亀頭の根元が締め付けられて腫れてしまい、元の状態に戻せなくなることです（仮性包茎の方でも起こることがあります）。嵌頓包茎は放置すると最悪の場合、亀頭とその周囲（嵌頓している部分）の包皮に腫れと痛みが生じ、最悪の場合は鬱血により亀頭の細胞が壊死し切除に至る恐れもありますので必ず手術を受けてください。
治療方法は、亀頭にかぶさっている部分の包皮を切除し、外側の皮膚と内側の粘膜を縫合する亀頭包皮環状切除術になります。

※上記の料金は目安で、税込表示です。

埋没包茎

陰茎の皮膚の不足などが原因で、陰茎が皮下に埋没した状態のことを埋没包茎と言います。陰茎のサイズは正常ですが埋没しているため小さく見えます。埋没包茎は真性包茎を合併している場合が多いです。
医師の診断のもと自分に合った手術を受けることが大切です。

※上記の料金は目安で、税込表示です。

亀頭周囲のぶつぶつ除去・治療

料金について

亀頭周囲のぶつぶつ除去・治療は保険適用外の自由診療になります。

病気ではないいぼいぼ「フォアダイス」かも？

亀頭周囲のいぼいぼができる性病以外の原因として「フォアダイス」というものがあります。男性器の陰茎部分に白いブツブツができるものですが、その実態は皮脂の塊です。

皮膚の表面には体毛1本ごとに脂腺という組織があり、毛穴から皮脂を分泌しています。一方で体毛がない場所にも脂腺が現れることがあり、そこで分泌された皮脂は外に排出できません。それが皮下でたまって塊となったのがフォアダイスです。

フォアダイスはいわば「にきび」のようなもので、多くの成人男性に見られる生理現象です。病気ではなく、感染もしなければ治療の必要もありません。痛みやかゆみもありません。ただ見た目が気になる場合は手術で除去することもできます。

ぶつぶつや発疹の性病には次のものがあります

尖圭コンジローマ

ヒトパピローマウイルス（HPV）というウイルスに感染することで発症します。性器全体に薄いピンクや褐色のぶつぶつが形成されます。初期は小さいものですが、徐々に大きくなり数も増えていきます。基本的には痛みは伴いませんが、場合によっては軽いかゆみや灼熱感、性交痛が起こることもあります。治療はCO2レーザーで治療します。治療は短い時間で終わり、ペニスの機能に支障はありません。